2008年12月25日木曜日

白いグリューワインとビール入りグリューワイン

グリューワインといえば、赤ワインで作る温かい飲み物。




やっと、うわさに聞いていた白いグリューワインを、アウグスブルグのクリスマスマーケットで初体験してきました。
味は、そのお店ごとに違うとしても、私が飲んだのはチョイ甘めだった。





そして、ビール入りグリューワインは、観光客がいくミュンヘンのHofbräuhausで、発見!
さっそく試すことに。(残念ながらカメラ忘れたので写真はとれず)

見た目も味も、基本は赤のグリューワイン。
ビールが入っていることで、ちょっと泡立ちがあって、そして、普通のよりちょっとまろやかで、飲みやすかった。
ビールが入っているなんて、さすがビアホールの老舗!?






これは、アウグスブルグで有名なビアホールの看板。
ウサギがビールをもっている看板が珍しくて、写真を撮って、ついでにビールも♪



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2008年12月20日土曜日

陶器の加湿器

こちらの暖房設備は、ガスや電気とは違って、オイルやお湯を流して、私達を温かくしてくれている。

暖房器具の取り付けにいたっては、日本は、個人で取り付けて、自分の家だけが暖かくなるけど、こちらは、建物全体が温かい。
だから、自分の家に入って、すごく寒い思いはしたことない。
(日本は、余計寒かったような。。。)

外から帰って、建物の中に入ったとき、どんなに救われるているか。

しかし、温かい分、ただでさえ乾燥しているドイツに、よけい乾燥がひどくなる。

そこで、いろんな加湿器がある中、何か簡単に取り付けられて、しかも安く、その上、こっちらしい物はないかと探し、去年見つけたのがこれ。




私が買った物は、陶器でできていて、加湿器のデザインは、お店によって様々なものがあった。
これは、ただ暖房器にかけて、水を入れるだけのもの。
温かくなっている暖房の側面を利用して、熱伝導で中の水分を蒸発させてる。
だから、電化製品とは違い、別に電気代はかからない。



今では、プラスティック製の物や、電化製品のもあるけど、リビングにそういったものを置きたくなかったので、陶器の、しかもこっちならではの物と思って、これを取り付けました。

ただ、水分を多く蒸発させる物ではないので、もっと多量の加湿が欲しい方には向かないみたい。
だから、私の寝室には(私が非常に喉が弱いため)、電化製品のものを置いてるし。


Z.B.うちは、お湯タイプの暖房器具ですが、オイルタイプの暖房器には使えないかも。
求めるときは、暖房器具に針金で引っ掛けるところがあるのかなど、必ず確認した方がいいと思う。



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2008年12月14日日曜日

Cremebad


街は、クリスマスでにぎわい、寒くても、それを見れば、心はわくわくします。
だけど、身体は冷えるし、乾燥もひどくなって、お肌のかさかさが、目に見えるようになって来ました。

こちらに来ると、どうしても毎日シャワーだけになってしまう。先週、今週と冷えた身体を温めるため、入浴することに。
そこで使ったのがこれ。

去年の冬の終わりに見つけた物。
Hildegard BraukmannのEmosieシリーズのローズウッドクリームバス。
こっちは、クリームバス(オイル系)が主流みたいですね。
もちろん、Made in Germanyです。

このころ、お肌の状態は最悪で、身体がかゆくなって、いくらボディローションを塗ってもだめだった。

私は、お風呂に、キャップ1杯~2杯くらい入れています。
お湯に入れると薄めの乳白色になり、ほのかに香るくらいで、それが気分をすごく落ち着かせてくれ、リラックスできます。

お風呂上りは、お肌が本当にすごくしっとり!
ボディローションなんてつけなくても、全然OK!
顔も生き返ったように、すごく状態がいい。(これは、特に次の日に分かります。)
顔の肌もすべすべになるし、ハリが出たような感じ。
もちろん、身体は温まるし、香りもお昼ごろに入ったのに次の日まで継続してた♪

まだ入浴剤には疎いけど、これはすごくよかった。
200mlで、8ユーロくらいでした。

購入したところは、地元のMueller。

追伸:毎日入浴すると、バカ高い水道料金が、一年後くらいにいっぺんに請求されるのでご注意を!!
聞いた話によると、毎日入浴していた日本人女性のところへ、一年後25万円くらいの請求額があったとか。


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2008年12月11日木曜日

Der Mond und Der Engel

昨夜、ドイツ語の授業が終わった後、用がてらMarienplatzへ。
時間は、17時半。
そのころはもう暗くなっていて、ちょうど小雪が降り始めたころ。

マリエンプラッツに行くと、大きめの雪に。

用が終わった後、今日は時間に縛られていなかったので、今までクリスマスマーケットをゆっくりと見ていなかった私は、雪が降っている中、「時間があるんだったらたまにはじっくりと見て行ったら?」と誘われるかのように、イルミネーションで飾られた木製の小屋が並ぶマーケットへ。

いつもだったらただ通り過ぎてたマーケット。(いつもすごく混んでいるので)
昨夜は、程よい混みよう。
雪景色の中、イルミネーションに飾られ、ひきしめあっているお店がすごくきれいで、なんともいえない贅沢な時間を過ごす。

雪が降っているだけで、こんなにも違った時間が過ごせるのか。

バイエルン製蜂蜜屋さん、ソーセージパン屋、果物をチョコでコーディングしてるお店、木製でできている知恵の輪屋、キャンドル屋、オーナメント屋、ドリンクチョコ屋、レース屋、クリスマスリース屋などなど。

今年最初のクリスマスマーケットのオープン日に居合わせたとき、たまたま見かけたオーナメントに一目ぼれしたものがあった。でも、買わずにいた。買うこともないんだろうなとも思ってた。
今日で、3回も見掛けることになる。同じお店だけど。
気になってしょうがない。

他を吟味したけど、こんなオーナメントを見かけたことがない。
安い物でもないが、手が届かない値段でもない。
いつも、自分用の物はほとんど買わない私。
ここんとこずっと、気に入った物があっても買わず、後で行くと無くなっていること数度。
フラストレーションもたまってたのか。

それで、意を決し、買いに行くことに決める。

なんと、最後の一つだった!!よかった、間に合った!
あまりにもうれしくて、できないドイツ語で話しかける。(すっごくめちゃくちゃ。)

それで、買ったのがこれ↓




月と星に囲まれたエンジェル。
他にも、祈っている子、本を読んでる子、ランタンを持っている子といたけど、この星を持っている子がほしかった。祈っている子も捨てがたかったけど。。

そして、真ん中にいるエンジェルは、立体に彫られてて、どこから見てもあきない。
かわいすぎる。真ん中に彫刻された子がいるなんて。。

ようやくそれをゲットし、きらきら光る積もった雪の上を、ドイツの冬も悪くないと思いながら歩いて家路へ。。。





*今日、外を見たらびっくり。昨夜の雪がもうこんなに!
今でもまだ降り続いていますよ~*





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ビールシャンプー石鹸




↑ドイツならでは!?

2ヶ月くらい前に見つけた物。
これを見つけたときは、思わず笑っちゃった。

なんとこの石鹸、St.Severin大修道院の修道士がハンドメイドで作っているシャンプー石鹸!
オリーブ石鹸に、ラベンダー、ヤシ、ローズマリー、ヒマシなどの精油、
そして、*Helles Bier*が入ってる!
すっごく、髪にも頭皮にもよさそう~ フレッシュ石鹸って表示されてるし。

実はこれ、お礼にプレゼントしてくれた物(^^)

~さて、その効果は?~

「ビール」には、疲労した髪の毛を活性化させてボリュームを与え、そしてつやを出してくれる。
「ローズマリー油」には、髪と地肌を清潔にすこやかに保つ働きがあり。
「ヤシ油」は、毛髪を保護する働きがあり。
「ラベンダー油」は、ヘアトニックに効果的。
「ヒマシ油」は、もろい髪、痛んだ髪、ぱさつく髪に。

~洗い心地~
めっちゃ心地いい!
すっごく髪の毛が柔らかくなって、今まで体験したことがない感触。
本当にすごく気持ちがいい♪
ただ、少しの泡を作るのにも大変。(特にバイエルン水なので。。)

~洗い流した後~
洗い心地とは裏腹に、普通のシャンプーを洗い流した後の、あの感覚がもっとかなりひどい感じ。。
実は、ちょっときつい。う~ん。

~(リンスなしで)乾かした後~
う~ん。悪くないけど、サラサラ感を求めるなら物足りない。
(ま、シャンプーだからね)
でも、髪の毛が少し、優しくなってるような。
それに、うん!確かにボリュームあるかな
髪の毛にコシがない人にはいいかも。


初めはどう使っていいのか分からなかったけど、やはりシャンプーなので、今は、リンスなどを使用。
でも、トリートメントを使っても、いつものようなサラサラ感はない。
いつもペッちゃんこな私の髪質には、すこしボリュームが出ていい。
サラサラを求めるか、ボリュームを取るか。。
たまに使うのが一番なのでしょうか。

今、こちらに来て、髪のダメージがひどくなってたので、ちょうど良いプレゼントを頂きました。
頂いた方に感謝です。
でもリピはないな。。。(^^;)

だけど、ドイツのお土産としても面白いのでは。


*購入場所*
Marienplatzにあるダルマイヤー本店の隣「Maue Factum.」の奥、石鹸コーナーにあります。




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2008年12月10日水曜日

ミニチュア クリスマスマーケット in Marienplatz



これも、Kaufhofのショーウィンドウ。
Marienplatzは、いろんなクリスマスマーケットが見られて楽しい♪
ドイツならではの木製ミニチュア(^^)








お人形まで、再現。
中世の人と現代の人が一緒になって、にぎわってるよ~







← これは、本物
普段、ネオンがほとんどないドイツでも、この時は、きらきらあちこちで飾られてます。







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テディベア達もクリスマスマーケットで大忙し!?



この子達は、MarienplatzにあるKaufhofのショーウィンドウの中です。
ぬいぐるみ達が、動いていてすごくかわいい!
一生懸命働いてるんですよ~









ちゃんと裏方でも、サルの親子が働いてます♪
火をおこしているのは子供かな?
お父さん?は何かこねてるね(^^)











ちゃんと、お店の前を雪かきしてる♪
くまの子供達が、雪かきの上に乗って、遊んでるよ~









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2008年12月8日月曜日

ドイツ人の考え方~休暇~

ある日の会話

M:「次の有給休暇、どこに行きたい?。」
私:「え?また? この前、2週間休んだばかりじゃん。」
M:「だって、まだ、有給休暇残ってるよ。」
私:「確かに。でも、そんなに休んで大丈夫なの?
   なんだか、こっちの仕事って、‘休暇’のために働いているような、普段は‘時間をつぶす’ために働いているようね。」
M:「ドイツはそうだよ。休暇をどうするかが大切なんだよ。そのために働いているようなもの。普段はあまりお金をかけないけど、旅行はよくするね、ドイツ人。豪華旅行じゃないけど。」



日本にいた時の私は、生活するために働き、旅行というと、普段一生懸命働いている自分へのご褒美、リフレッシュ、現実逃避。。。

日本だけじゃなく、アジアってそう。生活するのに必死。
ドイツみたいにたくさん休みもないし、早く帰れるわけでもなく。
もし、休みがあっても、やらなければならない仕事があると、休みをつぶしてたし。。
「休みより仕事」

だからかな、時間はないから、お金をためて、素敵なバックだ、素敵な洋服だと願う。
こちらに来ると、物欲がなくなる。反対に、高級バックを持っているのが恥ずかしい。

ドイツは、「個人の生活があって、仕事」って感じかな。


新年が明けて、まずドイツ人がやることは、一年の休暇プランを立てること。
約6週間の有給休暇がある。

普段の仕事も、残業なんかさせないし、もしあったら、その分の休みをもらえる。
または、お金をくれることもある。

しかも、ここミュンヘンは、ドイツの中でも一番祝日が多いところ。
カソリックが強い州だからその行事が目白押し。

今まで、こんなに休んだことないのに、この休みに慣れてしまったら、他で住むのが怖い。。

それに、会社の人たちにお土産なども要らない。
有給休暇をとるのだって、嫌な顔されないどころか、早く取れとも言われる。
休暇の前日には、みなが「良い休暇を!」「楽しんでね!」と送り出してくれるとのこと。


そして、風邪を引いても、有給休暇とは別に休める。
なぜなら、「他の人に感染して迷惑かけるから、会社に来るな」と上司にも言われる。
確かに、もっともな意見。

日本は、自己犠牲が美徳で、熱があっても仕事してたし。
その上、熱があってがんばっている人に、気の毒にと思いながら、良いイメージを持つ。
または、自己管理がなってないと思うことも。。
とりあえず、個人より仕事。

数日休む場合は、お医者さんの証明書が必要だけど、お医者さん自体も、そんなに休むことないんじゃないかという症状にも、簡単に休むように言うようで。

そういう習慣だから、中には、なんだかんだいいながら休んで、休み癖を持っている人も中にはいるみたい。

でも、これって、周りの人分かるんだよね。
結局は、仕事は仕事。

人間関係、信頼関係が大切。

どうしようもない奴という烙印押されたら、どうにもならない。
Mの周りにも、そういう人がいるみたいだけど、いい感じ持ってないし。

今のご時世、いつリストラされるか、どういう縁で就職情報を教えてくれるかは、普段の行いが大切。
だから、簡単に休んで、あとで痛い目にあわないように注意されたし。

しかし、こんなに休んでも、経済が成り立っているドイツは、本当にすごい。
(今は経済状況はやばいけど。)

今年のクリスマス休暇、自動車産業などは大変で、工場をストップするために休みを長くしているようですね。なので、その関係者は、来週明けから休みに入る人もいるようです。いい意味での長い休暇ならいいのに。
(実は今、大手自動車関係会社でも残業代カットというところが出ているようです。)

ちなみにMはそれとは違い、出張による残業時間がかなり残っていて、有給休暇+クリスマス休み+残業休みで、来週末から1月11日まで休みらしい。約3週間も。
・・・・私が、先に学校始まるよ。その間、夕飯よろしくね(願)

来年のクリスマスは、どうなっているのだろう。早く経済が安定しますように。


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2008年12月7日日曜日

我が家のクリスマス点灯式


前回、思ったよりクリスマス用品がゲットできなかったので、昨日、「Dehner」というGardenzentrumに行ってきました。

そのお店で、聖ニコラウスの日ということもあって、ニコラウスに扮する男性(赤い司祭者の格好)が子供たちと握手している姿を見かけた。
私の町でも、エンジェルに扮する子供を連れたニコラウスが歩いているのを見かけたし。
この日は、ニコラウスが子供たちにチョコレートなどお菓子を渡すようです。

ちなみに、去年、目が覚めたら、我が家にもニコラウスがやってきて、枕元に「ニコラウスをかたどったチョコレートセット」がおかれてました♪
(その頃、心身供に疲れていた私は、Mニコラウスの優しさが身にしみた一面でした。「俺じゃなく、ニコラウスが来てくれたんだよ。」と言い張ってましたが。)

それで、クリスマス用品は、色分けした(ゴールド、シルバー、白、赤、木製用品などなど)ブースに分かれて飾られ、販売してました。とてもきれい!
いろんな雰囲気の、クリスマスの飾り付けがあるので、迷ってしまいます。

いろいろ吟味しつつ、ツリーを買うのを迷いながらもやめることにし、その代わりちょっとしたアイデアを思いついたのがこれ。

うちには、ちょっとした螺旋階段があります。
見にくいけど、それをツリーに見立て、オーナメントと電球を灯すことにしました(^^)
螺旋階段には、去年M母からいただいた木製のツリーを飾り、キャンドルも置くことに♪

今年は、Mの家族が我が家へやってきます。
子供はまだいないので、あちこちにキャンドルを灯しながら、まったりとした空間で語りあえたらなと思っています。あと、もうちょっと飾り付けをして、素敵な時間を過ごせるように演出したい♪

M母は、ターキーではなくガチョウの丸焼きを、例年通り焼くようなので、それを習いながら、そして食べるのが楽しみ♪

とりあえず、クリスマスの飾り付けのメインが決まって、我が家の点灯式は、ワインではなく(昨日飲みすぎたから(爆))、ビールとサラミで乾杯でした。



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2008年12月4日木曜日

文房具についての独り言

電車に乗るといつも思うことがある。

それは、寝ている人がほとんどいないこと

思ったより、PSPをやっている人、任天堂DSをやってる若い人もみかけるが、
知らない人同士で話をしているみたいだし、普通に携帯で電話している人も。
そして、大抵の人が、本を読んでいる。

本は本でも、分厚いのやら。大きいのやら。
よくまぁ、こんなかさばる物を持ち歩くなぁと感心してしまう。

でも、日本の本とは違って軽い。
紙の質は悪いのに値段は高い。みな再生紙なのか?

ノートの「紙」も、日本と比べると薄いし。
薄いから、シャーペンよりペンで書いたほうがいいみたい。
シャーペンを使っている人は、あまりみかけない。

私はシャーペンの愛用者。よく紙に引っかかって折ってた。
今は、こっちで芯を買って利用してから、あまり引っかからずにいるような気がする。
芯の作り方が違うのか、それとも、ノートの質に慣れたのか。たぶん後半。

つい最近、こっちに持ってきた日本のルーズリーフを使ってみたら、
なんだか、高級な紙に見えてしまった。肌触りもつるつるしてるし。
(こんな風に感じた私は、だんだんドイツの物に慣れてきたのね~と実感)

あぁ、こっちで文房具を買うのをすごく楽しみにしていたのに、種類は少ないし、安くてかわいい物などないんだもんなー。子供用はあるけど、ほんとに子供用のデザインだし。
あとは、お金を出せば立派なのはあるけど、日本みたいに豊富な種類がなく残念。
ほんとがっかりしたなぁ。

でもたま~に、面白い文房具をみかける。
シャーペンと言っていいのかわからないが、その芯がものすっごく太いのがあった。
お試しで書いたけど、けっこう書き心地がよくて、こっちのノートにあってるような。
微妙な値段で、かなり悩んだけど、結局買うのをやめてしまった。。。(いつものパターン(苦笑))

それにしても買い物は、日本に限る。

しかしクリスマス用品は、あちこちにたくさんあって、きれいでかわいくて安いのがあるよ。
さすが、本場だわ。


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2008年12月3日水曜日

ミュンヘンのお水

こちらに来て、日本のお水が、どれだけ豊富で、お肌にも洗濯などにも優しいか身にしみる。

最初来たとき、ミュンヘンは、アルプス山脈に近いからドイツの中でも、水はきれいなんだろうなと思ってた。
ところが、蛇口など水の滴がついていると、すぐ白くなる。日本の水垢の比ではない。
お風呂場も、雑巾で拭いてみると白い粉がつく。

ここの水は、昔からそうなのだそう。
しかし、主婦として女性としては嫌な水。

しかも、髪の毛がかなりの量で抜けるし、空気の乾燥も含めて、お肌にも大敵。
こちらの化粧品に「??」だった私は、ドイツ人女性に聞いてみた。

「こっちの化粧水は、保湿というよりふき取り用で、お肌についたカルキををとるためと言われてるよ。」

ちょっと納得。
こっちの基礎化粧品は、当たり前に思っていた日本のお化粧品事情と違う。
このことは、またいずれ。

んで、去年アルプスの山小屋で一週間強を過ごしたとき、水がきれいだからといって、そのまま飲んでた。
そして、ある日気づいてしまった。

夜、アルプスの水を沸かしてた電気ポット。
次の日の朝、からになってたポットに、またお湯をわかそうと、ポットのふたを開けてみる。
なんと!そこの下に、ミュンヘンよりひどい、石灰が板状になって、固まってる!!
しかも、ちょっと黄色っぽい。。。。
毎日きれいに洗っても、翌日は、カルキ板の出来上がり。。。。(苦笑)

一応お腹はこわさなかったけど、山に行けが行くほど石灰が強かったなんて、びっくり。

普段の生活では、BRITAを使っているけど、新しいフィルターに換えて何回か使ったら、もうカルキが浮いてる。

そうそう、その硬水だからなのか、ドイツ語学校のテキストに、「私たちは、週2回、髪の毛を洗う」という文章が出てきた。

げ!週2回だけ?かなり驚いた!カルチャーショック!?
みんなはどうなのか、クラスの人にも聞いてみた。(ドイツ近辺の国出身の人たち)
そしたら、やはり週2、3回が多かった。
そのクラスメートも抜け毛が多いって、私だけじゃなかったのね。

洗濯も、すぐ生地は痛むし、色は褪せるし、タオルもごわごわ。
タオル用の柔軟剤を使っても、ごわごわ。
んで、シルク用の柔軟剤を使ったら、まぁ、かなりやわらかくなったけど。

洗濯ネットは、本当に必需品。
日本の100円均一が本当に欲しい。
こっちにも1ユーロショップをたまに見かけるけど、質、種類がいまいち。

カルキがすごいから、一ヶ月に一度、洗濯するときに、洗濯機用カルキ除去剤と共に洗濯機を回さないと詰まってしまう。なので私は、「Calgon」使ってます。

まだまだお水との戦いは続く。。。


後日談:ミュンヘンの水って、カルキがすごいわりに、「世界で一番安全な水」とされているようですね。
アルプスのミネラルウォーターを、直接水道にひいているんだそう。

だから、ビールもおいしいというわけらしい。

でも、カルキが。。。(^^;)




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2008年12月2日火曜日

お正月がなくて、クリスマス


去年初めて、こちらでクリスマスを過ごしました。
感動した一つに、クリスマスシーズンが長かったこと。

11月の下旬から、クリスマスマーケットがあちこちで始まり、12月になると、25日を待ちわびるように,Adventskalenderなるものがあって、12月だけ、一日ずつ、チョコやらなんやら入っているカレンダーがあり、

日曜日になると、飾られた4本のろうそくに、一本ずつつけて盛り上げていくAdventskranz。
一本目は「自由」2本目「信仰」3本目「愛」4本目「希望」だそう。(意味はニュースダイジェスト抜粋)

そして、4週目の日曜日から始まるAdvent(待降節)

やはり、奥が深い。

もちろん、家族で過ごすことがとても大切。

去年は、Mファミリーみんなで、フランスの雪山の山小屋で、まきの暖炉のある部屋にて、ターキーではなく、ガチョウ丸焼きを食べたんだよなー。(ドイツは、ターキーよりガチョウだそう)
換気扇の調子が良くなく、山小屋全部に煙が充満して、衣類などなんでもガチョウくさくなってたっけ。。

お正月というか、大晦日は、こちらは友達と新年お迎えパーティを夜遅くまでやり、元旦は静かに休んで(寝て過ごす)、次の日から仕事だそう。
とはいえ、うちのMは、有給休暇などが残っていて、明けて1週間後まで休みを取っている。3週間も休み!

クリスマス近くなると、ほとんど仕事をする人がいなくなるそうで。

新年を迎え、夜中に外へ出てみると、ところかまわずロケット花火!
バンバン、ヒューヒューって、暗闇の中でやらないでほしいよ(泣)
どこに飛んでくるかわからず、私はすごく怖い思いをして、へっぴり腰に。
「M~、帰ろうよぉ(;;)」って言ってた。

まさか、こんな年齢にもなって、腰が引ける思いをするなんて。
私の友達なんて、道端で怖くて泣いたらしい。(立派な大人だよ)

なので、初めてのみなさんはご注意を。


さて今年は、どんなクリスマスになるのか。

そうそうクリスマスの飾りだけど、25日が過ぎても、人によっては年明けくらいまで、飾っているみたい。



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2008年12月1日月曜日

これこそ穴場!タイレストラン


パパイヤサラダが好きな私。

ついこの間、すっごく食べたくなって、Mに、「探しておくれぇ~。」と懇願。

ネットで調べてもらって、いくつか候補の中に、気になるコメントを発見。
「見つかりにくいところだけど、おいしい。」by ドイツ人

ドイツ人の舌って、日本人より信憑性ないような。。

でも、なんか気になるので車で行ってみた。

ここは、Pasingあたりで、通りに面しているけど、なるほど、なかなか分かりにくい場所かも。
しかも夜だったからよく見えず、「ああ、ここかぁ」と入り口をくぐって、階段を下りて中へ。

小さいお店で、アットホームな感じ。
19時に予約して行って、食べ終わったころは、ほぼ満席!しかも、ドイツ人のお客様ばかり。
地元の人なのか、家族連れの人もいました。

お味の方はというと、もう!大満足!!
辛いけど、すっごくおいしい!今度は、辛さ控えめに頼もうっと。

私が求めていた味のパパイヤサラダを、3軒目にしてようやく食べることができ、きしめんみたいな形で、もちもちしている麺のえび入り焼きうどんを食べ、これも大当たり。

こちらへ来た当初は、イタリア料理以外で、おいしいレストランって、なかなか見つけることができなかったけど、けっこうおいしいお店は、あるところにはあるんだな。

Sala Thai


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2008年11月30日日曜日

Villeroy&Boch クリスマスセール


今週末から、みな、今か今かと待ちわびていたクリスマスマーケットが、あちこちで始まるようになりました。

金曜日の夜、たまたまMarienplatzにいたけど、すごい混み方でしたね。
とりあえず、初グリューワインを飲んでみました。

さて私も、クリスマス用品を求めて土曜日に買い物へ。

前から行ってみたかったOlympia Einkaufenzentrumへ行ってきました。

駐車場代も安い!一時間、無料。2時間60セント、3時間1ユーロ。

しかし、ひどい混みようで、あまり全部はみなかったけど、ここは、KarlstadtやKaufhofまでついていて、あまりの大きさにびっくり。
今度は、平日に行こうかな。

今回、思ったよりクリスマス用品はゲットできなかったけど、ここにVilleroy&Bochのお店がありました。

なんと、セール中!
かわいい陶器の飾りが、20~40%くらいで売ってた!!

すごく欲しかったけど、まだ買うまでにはいかず。。
めったにこんな割引を見たことないので、すごく悩んだけど。

その代わり、ちょっとした飾り物を購入してきました♪
キャンドルホルダーの周りにつけようかな。

来年こそは、何か一つ買っちゃおうっと♪(毎年やっていればの話だけど。。)


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2008年11月29日土曜日

すきやき IN 穴場!?の庄屋

久しぶりに、私たちのお気に入りのお店の一つである「庄屋」に行ってきました。

「庄屋」は「庄屋」でも、Roeckplatzにあるお店。
お寿司と鉄板焼きのお店。

初めて食べたときのコース、シーフードの鉄板焼きとやわらかいカニ揚げが食べたくて食べたくて(^^)
おいしいだけじゃなくて、ボリュームもすごい!

今まで行ったことがある日本食屋さんは、おいしいけどボリュームがなく高かったり、思ったより安いけど量が少ないなどあるけど、ここは、値段以上だと思う。

単品より、コースのほうがいいかも。

んで、今回そのコースを食べに行こうと思ったのに、なんと今「すきやき」をやってる!
シーフード、鶏、豚、牛と4種類。

意外で、しかも久しぶりのその響きに、さっそく「コース」はやめて「すき焼き」に変更!
牛肉にしてみました
カメラ持参じゃなかったのが残念。

出てきたときに、すごくびっくり!
だって、量が多いから!

日本でも、食べ放題に行かない限り、または普通に2人前頼んでも一人前の量だったりするのにも関わらず。

ここの庄屋さん、すごくがんばってます。(他は行ったことないけど。。)

味も、すごく濃くないので、食べやすかった。
しかも、希望の人のみ生卵いただけるそうで、最初、大丈夫かなと思ったけど食べてみました。
とりあえず、無事に生きてます。

ここのお店、まだ開店して2年強らしく、交通がちょっと不便。
だけど、それなのにお客さんがいっぱい。
日本人よりドイツ人のお客のほうが多いらしい。

地元に愛され、ボリュームがあって、かつおいしく営業しているここ庄屋さんに一票!!

大満足の食事タイムでした(^^)


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クリーニングセット von カルティエ


 結婚式一周年を過ぎた直後、マリッジリングをなくしたM.
失くしてから、ようやく2度目を,
Maximilianstrasseにあるカルティエにて、強行突破的に購入。
やっと、彼の手元に納まった。

たまたま、カルティエだったから同じ物を購入できたけどさー。
いろいろな予定がおじゃんさ。ありがとね、M。

それはさておき、

前回、指輪を頼んだときに、ついでにいつも汚くなるので、何かクリーニング用の物があるのか聞いてみた。
さすが、カルティエ。
素敵なすらっと背の高い、きれいな品のなる女性に、「ありますよ。」と答えてくれた。

私は、ただのジュエリー用の布だけかと思ってたら、なんと!あの赤い立派な箱に、カルティエロゴ入りの布とジェル、そして、隙間をきれいにするブラシセットを頂いた!
しかも、無料!
さすが、プロフェッショナルだね!ここまで作っていたとは!!

あまりにも、きれいなので、使うのがもったいない。
しかも、プレミアつくんじゃない?
そして、説明書に日本語でも書いてあるサービス。さすがだわ。

そのほかにも、最新VOGUEの雑誌に、最新カルティエカタログまで頂いて、日本ではそんなサービスなかったのになー。

ま、言わなかったからね。

もちろん、ついでに私のリングも新品みたいに、きれいにしてもらいました♪

2008年11月24日月曜日

ドイツの結婚式事情~ご祝儀、プレゼント~

結婚式に招く考え方として、

日本では、ゲストが二人のお祝いのために、けっこうなお祝儀を出し、新郎新婦がそのお礼として、引き出物を渡す。その後も、友人は2次会3次会とお金がかかります。

こっちは、新郎新婦が、私たちの結婚式をやるから、気軽に来て楽しんでねということで、パーティを開きます。
もちろん呼ばれたゲストは、お祝いのプレゼント、または、お祝儀を一度だけ最初に渡すだけです。

こちらでは、結婚する前に同棲している人が多いので、昔だったら、欲しい物を聞いてプレゼントしてたみたいですが、今では、お金の方が喜ばれるのが現状のようです。(もちろん、その人によります)
新郎新婦にとって、プレゼントよりお金の方がいいとき、ちょっと粋なのが、招待状に「プレゼントよりお金の方がいい旨」を、素敵な表現で最後に書いてたりします。

そしてこっちでいうお祝儀の金額。日本より少ないと思います。
(その人との関係により、気持ちの問題なので金額は違いますけど。)
日本で一人分の値段が、こっちでは二人分のような気がします。(カップル、夫婦ともに参加が普通)
その代わり、引き出物なんてものはありません。

しかぁ~し!

朝までやるということは、遠方から来た人はホテル代、交通費などかかる。
それらについては、日本は、一部負担とかあったりもするが、こちらはない。
しかも、全部、だいたい個人でなんとかしてもらう。

だから、結局は一緒なのか、それ以上になるのか。。。。
今まで、日本の感覚で金額が少ないと思ったけど、物価で考えると、祝儀の値段も一緒のような気もしてきた。
だって、こっちは、子供がいないと、給料の半分近く、税金取られるから。。。

なにはともあれ、ようは、気持ちが大切ですね。

ご祝儀は、ウエディングカードに言葉を添えて、一緒にお金を封筒に入れて渡す。
それか、みんなで一緒に、植木にお金を結んで(神社のおみくじのように)、ウエディング用の飾りをしてプレゼントというのもあった。

そして、これらを渡す場所ですが、会場に受付というものはなく、その代わり、プレゼント置き場が設けられていて、そこへ置きます。
みんな、きれいに包んでました。

アジアは、世間体もあったり、変に気を使いすぎるところもあったりしますよね。
商業にのせられてしまっている風にも感じるような。。

こっちは、ドイツならではの合理的というのか、考え方がスマート。
世間体とかなくて、複雑でもなくて、素直に仲の良い人たちが集まって、お祝いしているような、そんな気がしました。

それに、「フィアンセ」ならともかく、「彼女」「彼氏」でも、結婚式に連れて行くのは普通というのも、日本では考えられないですよね。

結婚してやっと一人前といわれる日本。
結婚してなくても、一人前と考えるドイツ。

ドイツの考えかたにまた触れたような気がしました。

結婚式に参加し、アジアとドイツのやり方を知り、いろいろと考えさせられた体験でした。
どの式もそうだけど、結婚式って、新郎新婦の人柄がすごく出ますよね。



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2008年11月22日土曜日

ドイツの結婚式事情~新婦、ゲストのドレス~

ちょっと気になる、結婚式のドレス。

もう、数回お結婚式に参加してますが、全体に、そんなにきらびやかな印象はもちませんでした。
はっきりいって、普通の洋服っぽくも見えた。

ま、もともとドイツ人は、おしゃれに敏感な日本人とは違い、そんなにおしゃれではないからかも。
でも中には、素敵に決めている女性もいます。

では、ドレスについてちょっとコメント。

新婦の場合。
まずこちらは、アジア諸国とは違い、お色直しをしている人はみたことない。
ウエディングドレス一着。大体、Aラインが多くて、動き回りやすいドレスでした。
それを昼から朝まで着てます。
スタイリストなんてついてないし、世話係もいないので、自分でコントロールです。

男性ゲストは、スーツ。
日本のように、礼服というものはないみたい。みなさん、普通のスーツだった。
中には、しゃれたスーツ姿の人も。

女性ゲストの場合。
昼と夜が違う。(全員ではありません。)
お昼は、役所での婚姻なので、それほどドレスアップしてません。
でも、ジージャンとかはだめです。身なりを整える感じ。

その後、食事会まで時間があるので、夜用のドレスに着替えます!
(遠方からかけつけた人などは、そのままの人も。)

その時にロングドレスになる人もいれば、ちょっときらきら感を出す人(←熟年女性が多い)。
会場は寒くないので、袖なしドレスでも平気。
かと思うと、普通のワンピースだったり、パンツスタイルだったりと千差万別。

本当、決まった感じがないみたいなので、いろんな人がいました。

結婚式を挙げている人の年齢にも関係あるかも。(30代後半)
周りのお友達も、もうキャリアがあり経済的も安定しているので、
夜は、ロングドレスでちゃんと決めている人が多かった。
西洋人は、背も高いし、さすが似合います。

反対に、20代くらいの新郎新婦だと、お友達にロングドレスの人はいなかったな。
こっちは、30歳くらいまで大学に通っている人が多いから。

すごいなーと思ったのは、年配女性のドレスが、すっごい派手な色の人がいて、西洋人の顔立ちだから似合うけど、でも、ありえない色でびっくりな時も!

私はというと、招待状をもらったら、会場がどんなところかネットで調べて、その雰囲気に合わせて衣装を選んでいます。
いつか、ロングドレスにチャレンジしたいと思うけど、似合わないような。

というわけで、そんなにがんばらなくていいので、楽といえば楽です。

ゲストのマナーとしては、日本みたいに、「はい、入る時間です。」「帰る時間です。」というのがないので、来たとき、帰るときは、必ず新郎新婦にあいさつしてます。あとは、適当です(笑)
その場の流れにあとは身を任せて。

しかしいくら適当でも、席は決まっています。
入り口付近に席順が書いてあるはずなので、自分の席を確認。
パンフレットなんてものはありませんでした。




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2008年11月20日木曜日

ドイツの結婚式事情~一日の流れ~

まずこちらは、日本みたいな結婚式場斡旋産業というものをみない。
探せばあるかもしれないけど、だいたい自分たちでセッティングする。
だから、付き添いの人とか、進行具合を見てくれる人もいないので、万人それぞれの結婚式が行われる。

それにアジアのように、結婚式に莫大なお金をかけるというのもほとんどない。
「お金をかけない」のもそうだけど、日本より「お金がかからない」というのも事実(経験済み)

披露宴会場には、時間制限がない。
ドイツのレストランは法律で朝までの営業は許可されていないが、この日ばかりは朝までOKらしい。
なので時間を気にすることなく、新郎新婦による進行で行います。

初めてこちらで結婚式に出席した時、時間が長いのでどうしたらいいのかわからなかったけど。

こちらの結婚式の基本的な流れというと、

①市役所で婚姻届、または教会で式:(13時くらい~14時くらいまで)
       ↓
②ウエルカムシャンパン、そして食事:(17時くらい~明け方まで)
       ↓食事の合間に、友人、知人などからお祝いなどなど
③明け方まで飲み、ダンスなど(披露宴会場にて)

ま、こんな感じ。

①の市役所で婚姻届。これが侮るなかれ!
日本では、婚姻届をだすのに、離婚届を出す人と並んで手続きする。
「おめでとう。」の一言さえない。(言われたらラッキー)
しかし、こっちはそうではない!

手続きするのに、ドレスアップする。
というのは、サインするのに新郎新婦のための別室がある。
きれいな花が飾られ、役人が、牧師様ないし神父様みたいに話をし、指輪交換、誓いのキスまでする。
そして、新郎新婦のそれぞれの証人が、二人のために証明書にサインをする。
なんて素敵なシステム♪

ちなみに、フランクフルトのレーマー広場にある旧市役所の部屋は、すごくきれいだった!!
大きな大きな油絵が飾られてるし、白い手袋をしてエスコートする守衛さんもいた。

だから、クリスチャンじゃない人は、この市役所の式だけで十分。
反対に、教会で挙げたい人は、せめてどちらかが信者で教会税を払ってないと教会での式はできない。

他のカップルの教会の式に参列した時は、さすが本場だけあって歴史のある教会(カソリック)で行われてました。宗教画が当たり前に何枚も飾られてたっけ。

そうそう、教会でする人は、事前に身内で市役所で行い、改めて別の日に、知人友人を招くらしいです。
2度結婚式を挙げるみたいですね。

そのあとは、シャンパンで一杯お祝いし(場合による)、各自食事の時間まで時間をつぶす。
新郎新婦は、写真撮影に入る。

②ウエルカムシャンパンにてゲストをお出迎え
みんなが集まり様子をみて、そのあと食事開始:(18時くらいから)
食事の間は、それぞれの楽しいお祝いのひと時を。

ある40歳近くのカップルの結婚式の場合は、食事が終わるころ、新郎新婦がワルツを踊り始めました。
そして、相手のご両親と、それから踊りたい人が披露し始めます。
これはさすがに、本場ヨーロッパだ!と思った。

自然に踊る人もいれば、このときばかり普段の教室通いをみせようと、競技みたいに踊りまくっている人もいたけど(苦笑)

③食事やワルツが終わり、ディスコタイムになった夜中12時ごろ、やっと一段落つきます。
このころになって、やっと帰る人が出てきます。
友達とかは、朝まで飲んだり、踊ったり。(日本の2次会3次会にあたるのでしょうね。)
 
私たちはお互い別々でワルツを習ったことあるけど、今の未熟な二人では息が合わないのでパス(爆)。
なので、ディスコタイムで踊ってました。
 
新郎新婦というと、ゲストが全員帰るまで、どんなに眠くてもゲストより寝ることができません。
ゲストがみんな帰って、やっとお開きです。(明け方3:00~4:30くらいなのではないかな)


日本は時間が決まっていて、仕事をこなすがごとくだけど、
こっちは時間にとらわれず、様子を伺いながら進むので、落ち着いて幸せな二人を見ることができました。



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2008年11月19日水曜日

ドイツ人男性の女性への扱い 2

久しぶりに会う友人とかは別として、初めて会う人は、必ずといっていいほど、女性からまず挨拶する。
もちろん、握手を求めてくる。
初めは慣れないから、なんて言ったらいいのかしらとドキマキしてたけど。
そして、別れるときも女性から。
絶対女性をないがしろにしない。

また、お酒飲むときは、日本だと女性が男性にお酒を注ぐが、こんなことこっちにない。
むしろ、男性同士だって、部下が上司に注ぐとか、上座下座の席順さえない。
どっちかというと上司の方が、気遣ってくれる。
ワインだったら、そのときのホストがメインかな。


ドイツは、男も女もない。同じ人間、男女平等、ま、どっちかというと女性が強い。

前にMにこう言ったことがある。
私:「昔、私のことを「料理がうまいからいいお嫁さんになるね。」ってよく言われたよ~。」(私と結婚してよかったでしょと言わんばかりに)
M:「そう。でも、そんなことドイツ人女性に言ったら、非難ごうごうだよ。」

料理するのは女性が当たり前だという決めつけが、いけないらしい。

時代背景的にも、こっちは共働きが多い。

私としては、お互いが、お互いの苦手なことを助け合ったり、時間がある人がやったり、休みのときは一緒に料理するなどの共同作業時間を持つことが、幸せにつながると思う。
もちろん、やってもらったことへの感謝「ありがとう」という言葉とともにね。

日本では、まだまだ、女性の負担が多いし、しかもそれが当たり前で、それができないと非難する傾向にあるから、なんだかな。

ちょっと裏話。
①ドイツ人夫婦が駐在で、他の国へ行く。
駐在するにあたり、会社側は、奥さんにちゃんと了解を取ったかよく聞く。
これは、海外生活するにあたって(普段の夫婦の絆にもよるが)、ストレスを感じる奥さんが、我慢できなくなって離婚すると言うケースがけっこうあるという。

プライベートを大切にする国ならではの会社側の気遣いなのか。

②ドイツは、離婚すると男性にとって負担がかなり大きいらしい。
詳しくはよくわからないけど、もし奥さんが専業主婦だった場合、再婚するまでか、仕事を見つかるまでか、わからないが、毎月生活費を払わないといけないとか。


日本もドイツも関係なく、一生を共にするんだから、身近なパートーナーだからこそ大切にしたいものですね。

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2008年11月18日火曜日

ドイツ人男性の女性への扱い 1

Mは、ドイツ企業の一社員として働いている。
ありがたいことにMの仕事仲間や友達のみなさんから、直接関係ない私にまで気遣ってくれる。

例えば、日本からドイツで働くことが決まる会社面談最終段階、
「奥さんはこちらに来ることをちゃんと了解しているのか?」と言って来たそうだ。
しかも何度も何度も。

「えっ?」なぜ私の了解が必要なのかしら??って、ちょっとびっくり。
これは、夫婦の問題だから、会社から言われるなんて。。

そして、こちらに来てからも、会社仲間、はたまた、上司まで、
「奥さんは、どうしているの?」「奥さんは元気?」「奥さんのドイツ語学校決まった?カタログ取り寄せようか?」「奥さんは辛い思いしていない?」と毎日のように聞かれたそう。

働くMの仕事環境だけではなく、私のことまで考えてくれる。
プライベートがスムーズだと、仕事にも力が入るという考えからもある。

日本だと、奥さんはそっちのけなことが多いんじゃないかな。
それか、そういうことは家族の問題で、あまり口にしないと思う。
奥さんより、会社、会社の人たちの飲みだったりね。

会社だけでなくても、Mの友達から電話をもらうときやM一人で友達に会うと、
「leben元気?」「lebenによろしく。」「lebenはどうして今日一緒じゃないの?すごく残念だ。」とまで言ってくれてるそう。

私は、そういうことは最初だけの社交辞令かと思ったけど、そうでもないらしい。
それが当たり前に、口にするみたい。
とてもうれしい。
だって、一緒にMと生きている感じがするから。

Mが言うには、ドイツは奥さんをすごく大事にするそうです。
反対に大切にしないとだめらしい。

ちなみに今日も「奥さん、ドイツ語話せるじゃない。」と話していたそう。
話せないっつうの!(ちょっと、ご挨拶しただけなのに。。)

でも、そう言ってくれると、ドイツ語をちゃんと勉強しようという気になる。
子供じゃないけど、気にしてくれる人がいると、やる気になるものよね。
普段ドイツ語を話さないから、勉強している意義を見失ってしまいそうで。

こっちでは、「いつも夫婦一緒」。
知人のパートナーへの気遣いは、このことを裏付ける一つに挙げられるのではないかしら。

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2008年11月17日月曜日

マイナスイオン

まず、こちらにきて感じたこと。

「ここの空気、山に登ったときに感じた空気と一緒だ!」
ほんとに、こう思った。

それは、「マイナスイオン」。
森にいるわけじゃないのに、なぜマイナスイオン!?
日本では、わざわざ「マイナスイオン」の機器が販売されているのに。

そして思い出す。日本でメディアを通して私は聞いたことがある。
「ドイツは、自然と人間が共生しあって生きている国」

まったくその通りだ。空気からして違うもの。
ドライブすれば、すぐ森にあたる。大きな空もある。よけいな電灯もない。
コンクリートビル群も、そうそうみあたらない。

森は森でも、日本のイメージの森とはちょっと違う。
最初私は、ずっと林かと思ってた。

それに、ドイツは大きな街でも、東京みたいに広い範囲で密集したビルはないらしい。
これも、大きな要因かな。
中心地から電車で約20分も乗れば、もうごちゃごちゃから開放されるもの。

こちらに来た当初、過度のストレスで脳の血管が詰まるんではないかと思ってた私に、少しずつ、やさしい空気が、包んでくれる。

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ミュンヘン生活スタート

「スタート」とタイトルに書いたはいいけれど、もう一年がたった。

正直、なにがなんだか、生活に慣れるのに精一杯。
自分で、ああしなきゃこうしなきゃと、日本生活の延長みたいに、心をがんじがらめにしてたかな。

Mが日本で仕事していたとき、ドイツ人社長がMの妻である私に対して、こう言ってくれてたのを思い出す。

ドイツに住み始めて、思ったこと感じたことは、常に書いといたほうがいいよ。月日が経つと、周りにあるものが当たり前になるから」と。

そう、だんだん最初のころより、小さな発見がなくなってきているのに気づく。

なので、これから、いろいろ思い出しながら、書いていこう。

そしてその先も。。