2008年11月18日火曜日

ドイツ人男性の女性への扱い 1

Mは、ドイツ企業の一社員として働いている。
ありがたいことにMの仕事仲間や友達のみなさんから、直接関係ない私にまで気遣ってくれる。

例えば、日本からドイツで働くことが決まる会社面談最終段階、
「奥さんはこちらに来ることをちゃんと了解しているのか?」と言って来たそうだ。
しかも何度も何度も。

「えっ?」なぜ私の了解が必要なのかしら??って、ちょっとびっくり。
これは、夫婦の問題だから、会社から言われるなんて。。

そして、こちらに来てからも、会社仲間、はたまた、上司まで、
「奥さんは、どうしているの?」「奥さんは元気?」「奥さんのドイツ語学校決まった?カタログ取り寄せようか?」「奥さんは辛い思いしていない?」と毎日のように聞かれたそう。

働くMの仕事環境だけではなく、私のことまで考えてくれる。
プライベートがスムーズだと、仕事にも力が入るという考えからもある。

日本だと、奥さんはそっちのけなことが多いんじゃないかな。
それか、そういうことは家族の問題で、あまり口にしないと思う。
奥さんより、会社、会社の人たちの飲みだったりね。

会社だけでなくても、Mの友達から電話をもらうときやM一人で友達に会うと、
「leben元気?」「lebenによろしく。」「lebenはどうして今日一緒じゃないの?すごく残念だ。」とまで言ってくれてるそう。

私は、そういうことは最初だけの社交辞令かと思ったけど、そうでもないらしい。
それが当たり前に、口にするみたい。
とてもうれしい。
だって、一緒にMと生きている感じがするから。

Mが言うには、ドイツは奥さんをすごく大事にするそうです。
反対に大切にしないとだめらしい。

ちなみに今日も「奥さん、ドイツ語話せるじゃない。」と話していたそう。
話せないっつうの!(ちょっと、ご挨拶しただけなのに。。)

でも、そう言ってくれると、ドイツ語をちゃんと勉強しようという気になる。
子供じゃないけど、気にしてくれる人がいると、やる気になるものよね。
普段ドイツ語を話さないから、勉強している意義を見失ってしまいそうで。

こっちでは、「いつも夫婦一緒」。
知人のパートナーへの気遣いは、このことを裏付ける一つに挙げられるのではないかしら。

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