2008年11月19日水曜日

ドイツ人男性の女性への扱い 2

久しぶりに会う友人とかは別として、初めて会う人は、必ずといっていいほど、女性からまず挨拶する。
もちろん、握手を求めてくる。
初めは慣れないから、なんて言ったらいいのかしらとドキマキしてたけど。
そして、別れるときも女性から。
絶対女性をないがしろにしない。

また、お酒飲むときは、日本だと女性が男性にお酒を注ぐが、こんなことこっちにない。
むしろ、男性同士だって、部下が上司に注ぐとか、上座下座の席順さえない。
どっちかというと上司の方が、気遣ってくれる。
ワインだったら、そのときのホストがメインかな。


ドイツは、男も女もない。同じ人間、男女平等、ま、どっちかというと女性が強い。

前にMにこう言ったことがある。
私:「昔、私のことを「料理がうまいからいいお嫁さんになるね。」ってよく言われたよ~。」(私と結婚してよかったでしょと言わんばかりに)
M:「そう。でも、そんなことドイツ人女性に言ったら、非難ごうごうだよ。」

料理するのは女性が当たり前だという決めつけが、いけないらしい。

時代背景的にも、こっちは共働きが多い。

私としては、お互いが、お互いの苦手なことを助け合ったり、時間がある人がやったり、休みのときは一緒に料理するなどの共同作業時間を持つことが、幸せにつながると思う。
もちろん、やってもらったことへの感謝「ありがとう」という言葉とともにね。

日本では、まだまだ、女性の負担が多いし、しかもそれが当たり前で、それができないと非難する傾向にあるから、なんだかな。

ちょっと裏話。
①ドイツ人夫婦が駐在で、他の国へ行く。
駐在するにあたり、会社側は、奥さんにちゃんと了解を取ったかよく聞く。
これは、海外生活するにあたって(普段の夫婦の絆にもよるが)、ストレスを感じる奥さんが、我慢できなくなって離婚すると言うケースがけっこうあるという。

プライベートを大切にする国ならではの会社側の気遣いなのか。

②ドイツは、離婚すると男性にとって負担がかなり大きいらしい。
詳しくはよくわからないけど、もし奥さんが専業主婦だった場合、再婚するまでか、仕事を見つかるまでか、わからないが、毎月生活費を払わないといけないとか。


日本もドイツも関係なく、一生を共にするんだから、身近なパートーナーだからこそ大切にしたいものですね。

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