もちろん、握手を求めてくる。
初めは慣れないから、なんて言ったらいいのかしらとドキマキしてたけど。
そして、別れるときも女性から。
絶対女性をないがしろにしない。
また、お酒飲むときは、日本だと女性が男性にお酒を注ぐが、こんなことこっちにない。
むしろ、男性同士だって、部下が上司に注ぐとか、上座下座の席順さえない。
どっちかというと上司の方が、気遣ってくれる。
ワインだったら、そのときのホストがメインかな。
ドイツは、男も女もない。同じ人間、男女平等、ま、どっちかというと女性が強い。
前にMにこう言ったことがある。
私:「昔、私のことを「料理がうまいからいいお嫁さんになるね。」ってよく言われたよ~。」(私と結婚してよかったでしょと言わんばかりに)
M:「そう。でも、そんなことドイツ人女性に言ったら、非難ごうごうだよ。」
料理するのは女性が当たり前だという決めつけが、いけないらしい。
時代背景的にも、こっちは共働きが多い。
私としては、お互いが、お互いの苦手なことを助け合ったり、時間がある人がやったり、休みのときは一緒に料理するなどの共同作業時間を持つことが、幸せにつながると思う。
もちろん、やってもらったことへの感謝「ありがとう」という言葉とともにね。
日本では、まだまだ、女性の負担が多いし、しかもそれが当たり前で、それができないと非難する傾向にあるから、なんだかな。
ちょっと裏話。
①ドイツ人夫婦が駐在で、他の国へ行く。
駐在するにあたり、会社側は、奥さんにちゃんと了解を取ったかよく聞く。
これは、海外生活するにあたって(普段の夫婦の絆にもよるが)、ストレスを感じる奥さんが、我慢できなくなって離婚すると言うケースがけっこうあるという。
プライベートを大切にする国ならではの会社側の気遣いなのか。
②ドイツは、離婚すると男性にとって負担がかなり大きいらしい。
詳しくはよくわからないけど、もし奥さんが専業主婦だった場合、再婚するまでか、仕事を見つかるまでか、わからないが、毎月生活費を払わないといけないとか。
日本もドイツも関係なく、一生を共にするんだから、身近なパートーナーだからこそ大切にしたいものですね。
