ギリシャの結婚式って、なぜ夜から始まるのかなと不思議だったけど、実際ここに訪れてみて納得。だって、昼間暑すぎ。
夜といっても、この季節、まだ22時くらいまで明るい。
そして、初めて体験するギリシャ正教の結婚式。
ギリシア正教とは、ローマ・カトリックとは異なる教理をもつ「キリスト教」。
「地球の歩き方」にその違いが書いてあって、ここに書かれている事だけでいえば、私は、カソリックよりギリシャ正教の考え方に一票入れたい。
詳しいことはわからないけど。
今夜は本番ということで、時間通り20時に教会へ行かないといけないと、Mはあせっていたけど、私としては、ちょっとくらい遅れても大丈夫よ~なんて身構えていて、案の定ぎりぎりに着いたにもかかわらず、最初の方の到着組。
慌てるものだから、ホテルでお願いするタクシーが遅いということで、流しのタクシーに乗ったけど、最初に運転手に提示された金額が、少し高いなぁと思いながらも了承し、支払う時、なんとその運転手!、提示されたお金を渡したのに、お金を小さい紙幣に摩り替えて、だまそうとしたらしい! せこい!!
もちろん、いくらなんでも、Mはふざけんなということで、だまされることはなかったけど。 ほんと、どうしようもない。
そして、教会の前で皆が集まり、中へ入ると、日本みたいに「さぁ~、始まります。」みたいなことはなく、いつの間にか、神父さんらしい人たち3人が、歌うようにお祈りが始まっていました。
普通の教会式みたいに、ひな壇があるわけでもなく、なんかまた違った雰囲気。
新郎新婦の隣にいるのは、各々の親友が結婚の証明人としてずっと付き添っていて、それから、家族それぞれが並んでた。
何かしらの儀式をするたびに3回ずつするのだけど、周りの皆が見落とさないようにするためだとか。
例えば、左側の写真の新郎新婦の頭上にある輪を、新郎の証人が3回、新郎新婦の頭上で交差してました。
結構長い時間、式が行われ、その後、外で待機して、ライスシャワーで二人を祝福。
写真撮影後、場所を移動して披露宴です。もちろん明け方まで。。。
食事は、もちろんギリシャ料理。セルフサービスにて。
ドイツもそうだけど、日本みたいに料理を運んでくれるっていうのは、なかなかないのかな。
飲み物は、ウエイトレスやウエイターさんが持って来てくれる。
ここのウエイトレスのお姉さん、すっごくきれい(^^)
披露宴の座り方は、日本みたいに、新郎側新婦側と別れてました。
披露宴中はというと、ケーキカットや二人のチークダンスがあり、その後は、ずっと夜中過ぎるまで、みんなでギリシャダンス!ギリシャの踊りには、いろいろな足裁きありました。
そして、深夜2時くらい過ぎた頃、ディスコタイムが始まり、明け方4:00過ぎに解散。
みんなダンスが好きみたいですね。子供から男性女性の年配の方まで。
特に新婦さん、ずっと踊りっぱなし。すごい。
ドイツの結婚式もそうだけど、今回も、日本みたいに司会者がいるわけでもなく、いつの間にか始まって、適当に進行し、終わるみたいなそんな流れでした。
そういえば、深夜12時過ぎた後、新郎の父が帰っていったっけ。
その後、他の人も適当にいなくなってた。もちろん、新郎新婦にあいさつしてからね。
帰る時間も、ある程度の時間が過ぎたら、適当みたいです。
3日間続いた結婚パーティも、ようやく終了です。お疲れ様でした~


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