この日は、「親戚の方を招いてのパーティ」だと聞いていたので、今夜は遠慮できると思ってたら、昨日のパーティは実は絶対参加だったということが判明したため、Ｎは欠席しても大丈夫と言ってくれたけど、欠席するわけにも行かず、観光どころか、急遽、お昼にドレスを買いに、Ｍは、カジュアルＹシャツに、カフスボタン。
昨日とまったく一緒のショッピング街へ行くことになった。
（せっかく、アテネに来ているのに・・・。でも、シンタグマ広場の近くにある韓国料理「Ｄｏｓｉｒａｋ」店はすごくおいしかった！日本語を少し話す粋な韓国人男性オーナーがいました♪）
（↑買い物の合間にみたアクロポリスと遺跡。
・・・いったいいつ、あそこに行けるんだ？（＞＜）心の悲鳴）
その上、今日こそ参加しないとやばい友人はというと、朝まで飲んでいたため動けず、私たちにＹシャツを買って来て欲しいとのこと。・・・ ヾ(--;)ぉぃぉぃ
ところで、シンタグマ広場へ行くトラム（市街電車）の中、タイトルにもあるように、スリ集団に出くわした。厳密に言うと、Ｍが狙われたのです。
私たちは、一人がけの椅子前後に座っていました。
私が前、Ｍが後ろで、Ｍの座席の後ろはドア。
スリ集団は、３，４人の１０代後半男性。
すいていた筈のトラムの中、なんだか急に混んできたなぁと思ってたのね。
ちょうど、かばんをしっかり持つようにＭから注意されたあと。
そしたら、Ｍの後ろに立っていた若者が、トラムが停車する直前に、ペットボトルの水を思いっきりＭの方にかけてきた。
私は、謝らない若者にしかめっ面にして、タオルをＭに渡してたんだけど、それが手だったのね。
注意を引いてたらしい。（私はすっかりその注意にだまされてた。）
でも、Ｍは、はっと気づいてすぐ、財布の入っているボタン付きポケットに手をやったって。
その後、ドアが開いた瞬間、スリ集団の若者はささぁ～って立ち去って行った。
なんだよ、あれは！謝りもしないで！！とプンプンの私。
彼らが去っていったあと、また静かなすいているトラム。
ナンだったんだろうと私が思ってた矢先、Ｍがポケットを見たら、ボタン半分取れかかっていたんだって！
もちろん、お財布は無事。失敗に終わったよう。
危ない危ない。
一人は、注意を引く役目、１，２人は、周りから見られないように隠す役目、そして、一人が実行犯。
まさか、こんな目に遭うとは。。
よくＭは、ＡＴＭから現金をたくさん引き出さない。そういったところは警戒心が強い。
さすが、ヨーロッパ育ちなのだろう。
私は、日本の平和にぬくぬく育ってきたものだから、海外先での現金引き出しには、手数料もかかるし、めんどくさいから少しまとめて下ろせばいいのにと言ってたんだけど、やっと心底納得。
ＡＴＭから現金を下ろすとき、彼がいつも注意している点。
①少しの現金。
②通り沿いのＡＴＭでは引き出さない。銀行の中、奥まったひと気のないＡＴＭを使用。
③必要以上のカード、現金、パスポートは持ち歩かないで、ホテルの金庫に預ける。（パスポートのコピーを持ち歩いています。）
これらは当たり前なんだろうけど。
そうそう、つい最近ドイツのニュースで、そのＡＴＭ自体を取りざたされていた。
なぜかというと、ＡＴＭ機械自体に、悪者が暗号など読み取る何かを設置しているとか。
こういう場合、どう気をつけたらいいのか分からないけど、やはり銀行の中のＡＴＭが無難なんだろうか。
旅行も気が抜けませんね。。。
さてさて、ところ変わって、結婚式前夜パーティ第二夜。
どうせ早く終わらないパーティ。なるべく遅く行きたい、休んでいたい私は、夜８：３０ごろ到着。
（日本みたいに、きっちり始まるわけではないので）
場所は、同じお家。
しか～し、家の中ではない。
昨日、不思議に思ってた空間。
それは、門をくぐって、正面玄関の両脇の何もない空間。
普通、ガレージだったりしますよね？でもここは違う。ガレージは地下。
左側にホテルの結婚式並みのテーブルセッティング。
右側には、これまた、デリバリーのお料理がホテル並みに設置されていた。
すごい！ ここは、パーティ用の場所だったのか！？
（飲み物のカウンター→）
料理は、やはりギリシャ料理。肉中心。一度の食事でもう飽きている私たち。。。
新郎のご両親は金持ちだと話したけど、やはりその親戚のテーブル一角も金持ちだというのが一目瞭然。
有閑マダムのおば様方がたくさん。
身に着けているオーラといい、宝石といい、世界が違う。
しかも、食べてる量も半端じゃなかった（＾＾；）
たくましすぎるというのが印象。
この日は何かがあるというわけでもなく、この日はただの飲み食い。
終盤には、おば様方は手をつないで踊り始めてたけど。
宴会後、やっと開放されるかと思ったら、今度は、新郎新婦の部屋で、二次会が始まった。。
帰宅時間、明け方４：３０。・・・ヾ(--;)ぉぃぉぃ
↑何かを感じてくれたら、クリックをお願いします。
