2009年9月30日水曜日

これから子供をと考えている女性へ、「葉酸」の勧め

ドイツで生活していて、これから子供をと考えている方へ。

ちょうど、ドイツ生活2年。
まだまだ語学も情報も疎い中、去年の年末、「子供をそろそろと思っているんだ」とSchwaegerin(義姉)に話したところ、葉酸を飲むことを薦められました。

妊娠してから飲むものかと思ったら、妊娠する前からがいいんだそうです。
特に、妊娠初期が肝心だそうで。。

あとで調べたら、妊娠して分かったときには、もうだいぶ経過しているので、その間、十分に栄養が摂れているのかどうかということ。

なぜ、葉酸を摂らなければならないのか、それは、赤ん坊の神経系欠落発生防止につながるのだそうです。

でも、「葉酸」って言ったって、ドイツにいたら特に何を飲めば良いのかわからないですよね。
そのとき、「これだよ~」と教えてくれたのが、「Folio forte」という錠剤。
妊娠前の方は、~ab Kinderwunsch und bis zum Ende des 3.Monate(子供希望から3ヶ月まで)~と書いたものが良いと思います。。その時、Schwaegerinは、妊娠6ヶ月目だったので、4ヶ月目からのを服用してました。





それで早速写真を撮って、薬局に買いに行きました!
(別に、薬局行かなくても、今は、Amazonで購入できるみたいですね。)

私の場合は、薬局に行ったら、ちょうどそれがなくて、妊娠13週目からのを飲んでましたけど。。。
薬剤師さんが大丈夫だっていうものだから。

そして、飲み始めて、妊娠し、産婦人科に行くようになったら、今度は先生から「それがなくなったら、「Femibion400 MetaFolin +DHA」を飲んでね。」と言われました。このシリーズもKinderwunschからあります。




実際、この「+DHA」の錠剤を飲んでいる人、すごく多いです。
これは、~ab der 13.Schwangerschaftswoche bis zum Ende der Stillzeit~と書いてあって、妊娠13週目から、授乳期間が終わるまで服用する錠剤です。

私は、2か月分入っている箱を買っています。
結構いい値段します。

私は、妊娠する前に飲むものだと知らなかったので、役に立てればと思いUPしてみました。

後から分かったことですが、日本のあるサイト情報によると、赤ん坊のそういった症状の確率が、他国に比べて日本は高いらしいです。
やはり、ちゃんと摂取すべきでしょう。



話は変わって。

ドイツの妊娠・出産本「Das Mami Buch」を辞書を片手に読んでいたら、こんなことが書いてありました。
「35歳以上になると、子供を望んでから約一年かかる。40歳過ぎると約2年かかる。」そうです。

「なるほど」と思った瞬間でした。(ドイツ内の統計でですが。)

ちなみに私は、妊娠を望んでから6ヶ月ほどできず、「Folio」を飲み始めて一ヶ月くらいで妊娠しました。偶然だと思いますが不思議です。

初めて産婦人科に行った時も、先生にも聞かれました。
「子供を望んでからどれくらいかかった?」って。
「6ヶ月くらい」だと答えたら、なんか納得してました。

なので、その期間できなかったのは、年齢的に普通だったのだなと、このことを知って心が軽くなったのも覚えています。













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2009年9月29日火曜日

ドイツならでは!妊婦さんにお勧めの飲み物!?

妊娠して数ヶ月後、

Mが私の妊娠を、友達や会社の人たちに告知し始めたとたん言われ始めたのが、「Alkoholfrei Weissbier(ノンアルコールヴァイスビーア=白ビール)を飲んだほうがいいよ~。」と言うことでした。

初めそれを聞いた時、驚きました。
いくら、ノンアルコールでも、少しはアルコールが入ってるんじゃないのかと思ったし。

そう言われ続けても飲む気がしなかった私ですが、産婦人科にあった妊婦用の本に、Weissbierを勧めているコーナーを見つけました。

「Weissbier」とは、バイエルン州で作られている白濁した小麦のビールです。
この中には、ミネラルなどが豊富に入っているらしく、妊婦さんにとても良いらしいのです。

私は、元々Weissbierが好きで、週末はほとんど飲んでいたので、妊娠して以来飲めなくなり残念だったのですが、この人伝えで聞かされていたことが確認できたので、毎日ではありませんが、週末たまに飲むことにしました。 

でも、ノンアルコールビールはおいしくないですね~。
なんかすっぱい感じがします。
しかし、あきらめず、数種類飲み比べてみました。

そしたら、ノンアルコールのWeissbierの中で、これなら飲める!おいしい!と思ったビールがあります。

それは、↓↓Franziskaner Hefe-Weissbier Alkoholfrei↓↓





良ければ、試してみてください♪

そうそう、私は好きじゃないけど、ドイツ人は、このビールか、または「ErdingerのAlkoholfrei」を好む人が多いみたいです。



追加:妊婦さんだけでなく、産後、授乳中にも♪
ママの髪の毛やお肌、爪などに良いそうです。


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2009年9月28日月曜日

「人間らしい生活」を再び感じた瞬間。

7月、産婦人科の健診に行った時、即入院を言い渡されました。

そのとき、まだ妊娠27週目、胎児の体重1000gちょっと。
もう子宮口が2、3cm開いているということで、診療所から地元の病院に、すぐ入院することに。

病院に到着すると、改めて再検査。
検査が終わったのは、夜10時30分。

即入院だったので、何の用意もしていなく、私が頼れるのは、もちろん「M」だけ。

でも、「M」には翌日仕事があります。

次の日、会社に遅く出勤したMに、会社の上司や同僚がこう言ってくれたそうです。
「奥さん大丈夫?奥さんの世話、大変でしょ?仕事変わってあげようか?何かできることがあったら言って。」・・・・うぅ、うれしい言葉です。
でも、Mは大丈夫だと言って、仕事は自分でしてました。

最初の数日間、様子を見るため、Mは、朝病院に来て遅くに会社に行き、早めに退社して病院に来てくれたり、たまには会社に行かず、病院で仕事してました。

こんなに融通が利くのかと。。

そして一週間後再度検査をしたら、子宮口が同じく開いたまま、そして、一週間前の検査結果で「膣」に感染していることが発覚。

そこで先生に、「ここにはNICU(新生児集中治療室)がないため、大学病院へ行くように」と告げられました。

私は、まさか今すぐとは思わず、

先生に、「いつですか?」と聞いたら、「今!」。

この搬送決定は、13時ごろで、荷物と救急車の手配が終わり次第出発。(この間30分程度)
そこで、びっくりした私は、病院から車で20分離れた会社にいるMに電話。

私:「どうしよう!今すぐ大学病院に行かなきゃいけないんだって。M!来れる?」

普通、会社で働いてたらそんな急なこと無理ですよね?
しかも、一時間後に、イギリスにいるお客様とドイツの違う場所にいるお客様との電話会議があったんです!
いくらなんでも無理です。

私は、それを聞いた時、あきらめました。
電話を切った後、心細くまた、事の重大さにびっくりして、ちょっとテンパッて涙が出てた時、再びMから電話。

M:「大丈夫、すぐ行ける。どうしたらいい?直接大学病院に行った方がいい?」
私:「え?どうして?ミーティングあるでしょ?」

どんなに心強かったことか!!

後で聞いた話では、いつも一緒に仕事しているドイツ人のお客様が率先して、「すぐ、奥さんのところに行ってあげて。ミーティングは明日、改めて予定を組んでやりましょう。イギリスには私から連絡しとくから」だって。。

それを聞いたときの気持ちをどう表現したらいいか!
仕事より、家族を大切に考えてくれる、人間の優しさを感じた瞬間でした。
もちろん、仕事をするときは、バッチリしますよ。

その後、すぐ、本当にすぐ、間一髪、搬送される前に来てくれました。
早すぎる!ドラえもんの「どこでもドア」でも使ったのかというくらい(^^;)

退院する間、Mはなるべく病院にいられるように時間を作ってくれいて、そのように寛大に時間を許してくれた会社の方にも感謝です。

退院してからは、入院している間、仕事時間が少なかったので、数日、その分を取り返すため、遅い帰りになりましたけど、そんなのなんの問題もありません。

ドイツ人は、融通が利かなく、頑固で、自己主張が強いなどと、あまりいいようには見られてはいませんが、私は、本当はすごく優しい人たちだと思っています。(そりゃ、たまに変な人もいますけどね。)

私は、こっちに来てから、人間の優しさに触れてばかりです。
だって、本当に困っている人いたら、見てみぬふりする人いないですから!


ちなみに、今私は、何の問題もなく臨月に突入中。


そして今のMは、新しいプロジェクトが始まって、毎週泊りがけの出張をしなければならないにもかかわらず、出産間近というわけで、出張を当分控えることを伝え許可され、忙しい時期なはずなのに、出産後3週間ほどの有給休暇を取る許可までももらっています。お客様までが、「当たり前」と言ってくれているそうです。

日本では本当に考えられないことです。

「仕事が一番」ではなく、本当に「家族を優先」にしてくれる、できることに、「人間らしい生活ができるドイツ」を再び感じた時でした。

最後に、お国柄もあると思うけど、普段、人間関係をより良く築いていることも関係があるのかもしれません。







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2009年9月27日日曜日

日産Quashqai

先週金曜日、新車の日産Quashqaiが、ようやく我が家へやって参りました♪






ドイツ車の情報ではなく申し訳ないです。
でも、現状としては、日本車が熱い!
もちろん、日本に比べると、ベンツやBMW、VW、ヨーロッパ車は多く走ってます。
だけど、日本車:トヨタ、ホンダ、ダイハツ、スズキ、日産、マツダなど負けてはいません。
よく見かけるから、ドイツに来たばかりにドライブしてても、違和感なかったし。


さてさて、この車を注文してから、4ヶ月。
普通は、6ヶ月くらいかかってもおかしくないくらい、ドイツでももっとも人気のある車種です。
プラハに行ったときも、この車をすごくよく見かけました。
今、TVでこのCMがよく流れていて、イギリスの工場で生産されている車です。
日本でも、人気があるみたいですね。日本での名前は、「Dualis」だとか。

私は、せっかくドイツにいるのだから、引き続きBMWがよかったけど、高いし、高い割には装備が備わっていないので、あきらめました(^^;)

それに比べると、断然この車、すごくいい!
特に、ファミリーにはもってこいです。
大きすぎず小さすぎず、シートも身体に優しく、うちのは、運転席と助手席にヒーターがついていて、お尻と背中が温かく、寒い冬にはもってこい♪

安全面でも、エアバックがいろんな角度に6つ付いてるし、その他の装備もいろいろです♪
何がすごいかって、ドイツのADACで、もっとも安全性が高い車として、トップに君臨しています。
これから、新しい家族を迎える私たちにとって、安全面が第一条件。

そして、ドイツの消費者の満足度が、85.8%!
ベンツのMクラス(SUV車)よりも満足度が上なのです。


本当に日本車ってすごいですね。
エコカーにしても、トヨタがトップで、ドイツの政党の一つ「緑の党」が「エコカーは日本車に乗る」と宣言してたし。
Mに言わせると、ドイツ車のエコカーは、プリウスに比べると10年遅れているらしい。今、ベンツとBMWが、合同でエコカーを開発しているみたいですが。






先週暖かい日が続いたドイツ。
土曜日に、新車のお試しということでちょっとドライブ。
帰りにKloster(修道院)へ行って来ました。

右側にあるオレンジの飲み物は、
マンゴーアップルジュース。
おいしいですよ~。       






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アップルワイン専門店 IN フランクフルト

7月10日(木)

フランクフルトへ。

ここは、Mの実家がある場所。
Mの誕生日もあったということで、友達を呼んで急遽誕生日会。
(本当は、私事で、どうしてもはずせない用件のためここに来ました。)

その誕生日会をしたところが、「Lorsbacher Thal」。
Alt-sachsenhausenの近くにあります。
日本でいう居酒屋街の中にありました。
Mも、よく学生の時に、みんなとここの界隈に飲みにきたそうです。

フランクフルトは、アップルワインでも有名なところで、特にここは専門店。
ちょっと、奥まったところにあるのでわかりづらいかな。
ここは、ドイツなのに、ビールが置いてない。
友達が仲の良い店員に「ビールある?」なんて聞いていたら、怒られてました。
それだけ、自信があるみたい。

私自身は元々アップルワインが苦手で、今回は妊婦なので、アップルジュースを頼みました。

このジュースを飲んで、なんておいしい!
全然他のお店とは味が違う!

このお店に来たのは、3回目。
以前、アップルワインを飲んでもおいしいとは思わなかったけど、今回は感動!
本当のアップルを絞った味です♪

食事もいただきました。
もちろんドイツ料理なんだけど、料理もまたおいしかったですよ~。
ドイツ料理のわりには、重くないんです。
これからは、アップルワインじゃなくて、アップルジュースにしようっと♪

そして、ワイワイガヤガヤと友達と過ごしていたら、ドイツのコメディアンがカメラマンを引き連れて、わざとおかしな歩き方をしながら、店員さんとお客さんの間をインタビューをしながら歩いていました!おお~




                     どなたか知ってますか?





←帰り際、店先を見上げると、フランクフルト名物「アップルワインの壷」とアップルを象徴する彫刻が、入り口に飾ってありました。

ぜひフランクフルトに来たら、ここのアップルワイン、またはアップルジュースを召し上がってくださいね。


アップルジュース頼むときは、「Apfelsaftschorle」です。
なんでもそうだけど、日本みたいに、ただ「「○○○saft(○○○ジュース)」というと、濃すぎますから~。

これが、実際のフランクフルト名物のアップルワインを入れるピッチャー↓



Mの友人が、ミュンヘンに住んでいるM(フランクフルト育ち)に対して、「フランクフルトを忘れるなよ~」というメッセージと共に、頂いたプレゼントなのです。はは





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2009年9月25日金曜日

ギリシャへ~8日目:アテネ再び、そして帰国~

7月1日(水)

ギリシャ旅行も今日で最後。


イドラ島を最後に振り返りつつ、
「フライングキャット」に乗って、ピレウス港へ出発。
ピレウス港到着まもなく、わざわざ、新婚さん2人が迎えにきてくれました。
彼ら達は、3日3晩の結婚パーティの後、新婦さんのお姉さんの誕生日ということで、またもやパーティに参加していたとのこと。すごすぎ(^^;)


そして、飛行機の出発時間まで時間があるので、お茶をすることに。

ここは、ギリシャの海が一望できるバー。
前回とは全然違う!
ここでのビール一本7ユーロは、納得できるほど、きれいなところ。
ヨットハーバーの端のほうにあって、海に向かい細長く突き出たお店。
一階にはディスコ場があり、二階が周りを見渡せるラウンジになっています。



昼過ぎだったので、遠くに軍艦が見えたりして、また違ったギリシャを見ることができ、「あぁ、もう帰るんだなぁ」というマッタリ感と余韻に浸ってました。

そんな中、Mが注文したここのハンバーガー、大きくておいしかった。




なんだかんだと過ぎたギリシャ滞在。
ギリシア正教の結婚式に参加することができて、とても貴重な体験でした。

最後に、この新婚さん二人、いろいろな問題を乗り越えて結ばれたので、いつまでも幸せに、二人で人生を歩んでいって欲しいなと願ってます(^^)





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2009年9月24日木曜日

ギリシャへ~7日目:Hydra島2~

6月30日(火)

Hydra島2日目。
さわやかな朝食を済ませた後、また昨日と同じ海岸へ。



そうそう、海岸沿いのあちこちに、昔、トルコとの戦争で、この島を守るために戦った跡の「砲台」がたくさん残っていました。この美しい島で、激しい戦闘がされていたなんて想像もつきません。

その後、昼過ぎから3,4時くらいまで、めちゃめちゃ暑いので(40℃前後!)、お昼寝時間。

休んだ後、せっかくなので水上タクシーに乗って、5分ぐらいの場所にあるビーチへ
もう、終わり近くに行ったものだから、あまり人もいなく、一浴びしては、ゴロゴロと。



1時半後くらいに再び戻り、まだ余韻を楽しみたい私たちは、また同じ海岸へ。
ちょうど、日が暮れていて、夕焼けがとてもきれいでした。
夕暮れがきれいで、それを眺めつつバーで一杯と思ったのに、あまりにも直射過ぎて座っていられず、昨日のバーに移動。

一休みした後、また、そこで私は夕焼けをバックに一浴び。
だって、気持ちがいいし、水がきれいなんだもの。
アテネ滞在は疲れたし、当分旅行もお預けかと思うと名残惜しくて名残惜しくて。。



夜は、ビールとアイスを買って、個人で気ままにクルージングを楽しんでいるのだろうと思われる豪華船の前のほとりに座って、ギリシャ最後の夜、豪華船を見ながら過ごしてました。
「この船、家2軒以上買えるよね~」と言いながら。

夕飯はどうしたかって?
もうタベルネでのギリシャ料理に希望が持てなかったので、近くのギロピタのお店で、ハンバーグが入っているギロピタを食べました。
十分おいしかったですよ♪

次は、子供を連れてビーチに遊びに来たいな♪♪
この島には、たくさんビーチがあって、子供が遊べるコーナーがありましたよ~。






今回お土産として、気に入った絵画がなかったので、レースの布を買いました(^^)

だけど、このレースの布はここのかな?
かなり疑問。
ホテルの部屋に飾られていたレースがかわいくて、同じような物を買おうとしたのに、すっかり忘れて、この柄を買ってしまったけど。。












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ギリシャへ~6日目:Hydra島1~

6月29日(月)

せっかくなので結婚式だけではなく、ついでに二人だけで、近くの島へのんびりして来ました。

アテネのピレウス港から高速艇「フライングキャット」で、1時間半くらいにある「HYDRA島」へ。ここは、エーゲ海クルージングでも訪れる島。私たちは、個人旅行で2泊。




この高速艇、しっかりした立派な船で、いつ出発したかわからないくらい穏やかな乗り物です。
船酔いを心配してたけど、妊婦でも全然大丈夫でした。






2日前に、ピレウス港の駅構内でチケットを購入。
往復で購入すると安かった。一人51ユーロだったかな。
片道だと一人28ユーロだった。



Hydra島は、ギリシャ人の間では、今でも英雄的な島。
ギリシャの船もほとんどここで製造されていて、貿易でも成功した経済豊かな島だそう。


そして、自動車やバイクの乗り入れが禁止で、移動は水上タクシー徒歩
船の発着所の前には、タクシーの代わりに、かったるそうなロバがお出迎え。
(^^;)暑いからね~
それに、すごく清潔な島♪



泊まったホテルは「Mistral hotel
素敵なかわいいホテルで、中庭に、よくオーナーらしきおじさんが座ってて、「私が毎日朝食を作っているんだよ。」と言ってニコニコしてた。

朝食は、素敵な中庭で。
天気もよく、気持ちの良い風が吹いていて爽快♪
しかも料理を運んでくれ、毎日違ったいろんな種類を出してくれる。
ジャムまで作っているんですって。

ただ、部屋でうがいする時、お水が変な味してたんですよね~。ちょっと気持ち悪かった。HYDRA島ってみんなそんな感じなのかな??

チェックインした後、一休みして、近くの海岸を散歩♪



海岸沿いに歩いていると、バーやレストランがあって、その下のほうで泳いでいる人発見。
最初、そのお店のプライベートビーチかと思いきや、自由でした。




ここの海岸は、砂浜ではなく岩だけ。もちろん、人工的に足場を作っているのだけど、赤ちゃん連れの家族には向かない。そういう方たちは、水上タクシーで移動したビーチがお勧めです。


そして、港が見える海岸沿いのバーで一休み。
こういうところって、値段が高いんだろうなぁと思ったら、そうでもない。
ま、日の入りが見えない場所だからなのか。
ここのノンアルコールのマンゴーカクテルやギリシャ風?ブルスケッタは、すごくおいしいかった!


その後も、散歩がてら、港近くのお店をのぞきつつ、シュノーケルと海綿スポンジを購入。
ギリシャの海綿スポンジは有名なので、一つは欲しいところ。
ドイツや日本で買うと数倍はする。後で使ったら、焼けた肌に優しい♪
それに、赤ちゃん用にも良い♪

そうそう、Hydra島に来る前、ネットでいろいろ調べていたら、このお店から仕入れてますよ~という日本の通販サイトがあって、そのお店をたまたま見つけて、ちょっと驚いた。
しかもここだけ、JCBカードが使えるようになってたし。はは

そして夕飯は、ホテル近くのタベルナ(レストラン)へ
散歩する前に、値段と並べてある魚が新鮮だったことをチェックしていて、ここを楽しみにして来たけど(実は「地球の歩き方」にも載ってた。)、私たちの今回の旅行は、食事に縁がなかったのか、大きい海老が入ったパスタとたこグリルを頼んでは見たものの、おいしくなかった(><)

帰りにお土産屋さんで、ビールとアイスを買って、暗くなったホテルの中庭で2人でまったり。
これがまた、気持ちが良かったな♪





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2009年9月23日水曜日

ギリシャへ~5日目:アテネ=ベトナム料理とギリシャ料理

6月28日(日)

結婚式明けのこの日は、いくらなんでもどこにも行きたくない。
昼過ぎまで寝て、遅めの食事。

ギリシャ料理も飽きているので、ベトナム料理へ
やはり、アジアの料理はおいしい~
ここのお店は、地元に住む友人Nも知らないという、けっこう穴場な店!?
トラム「EDEM」駅 から中心街の方へいく通り沿い、いくつかめの駅前にあるんだけど、名前を忘れてしまってごめんなさい。
いかにもアジアのお店構えなので、トラムのなかでキョロキョロしてたら、すぐわかります。



そして夜は、友人と新郎新婦6人で、最後にヨットハーバー沿いにあるレストランへ行って来ました。

レストランがずらっと並んでいて、にぎやかです。
こういう場所もあるんだ♪、今夜はシーフードが食べられるのねぇ♪と思ったら、また 最初の日と同じお肉メインのギリシャ料理。入ったレストラン自体にも魚の料理がなかった!(><)
新婚さんは、肉好きなのか。


だけど、ギリシャのサラダはおいしいですよ~♪
新鮮野菜にフェタチーズがのっているのがギリシャ風。




ギリシャ料理の肉って、豚や羊がメインとか。
味はまずくないんだけど、一口食べただけで飽きるというか、肉自体に臭みがあるのかな。
だから、ギリシャ料理は、人によって好き嫌いに分かれると思う。
残念ながら、私は苦手な方。。



そして、必ずといっていいほど、肉料理と一緒に出てくるのが、「Zaziki」というヨーグルトベースのソース。 そのお店にも寄るけど、「ギロピタ」にかかってたのは、おいしかった。





←そして、これがギリシャのビール:「AMSTEL」
Mに言わせると、普通においしいとか。







それから、夕食後、夜景が見える屋外のバーへ

なかなか良い見晴らしの良いバーへ連れて行ってくれたけど、すごく高い!
ドイツで、ビール一本1ユーロぐらいなのが、お店でも高くて3ユーロが、7、8ユーロ!
高層ビルの屋上のバーならいざ知らず、そうでもないのに。。
めちゃめちゃ遠くに、ライトアップされたアクロポリスが見えたような・・・

バーに行くときは、気をつけましょう。




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2009年9月22日火曜日

ギリシャへ~4日目後半:アテネ=流しのタクシーに要注意と結婚式本番~

6月27日(土)

ギリシャの結婚式って、なぜ夜から始まるのかなと不思議だったけど、実際ここに訪れてみて納得。だって、昼間暑すぎ。

夜といっても、この季節、まだ22時くらいまで明るい。
そして、初めて体験するギリシャ正教の結婚式。

ギリシア正教とは、ローマ・カトリックとは異なる教理をもつ「キリスト教」。
「地球の歩き方」にその違いが書いてあって、ここに書かれている事だけでいえば、私は、カソリックよりギリシャ正教の考え方に一票入れたい。
詳しいことはわからないけど。

今夜は本番ということで、時間通り20時に教会へ行かないといけないと、Mはあせっていたけど、私としては、ちょっとくらい遅れても大丈夫よ~なんて身構えていて、案の定ぎりぎりに着いたにもかかわらず、最初の方の到着組。

慌てるものだから、ホテルでお願いするタクシーが遅いということで、流しのタクシーに乗ったけど、最初に運転手に提示された金額が、少し高いなぁと思いながらも了承し、支払う時、なんとその運転手!、提示されたお金を渡したのに、お金を小さい紙幣に摩り替えて、だまそうとしたらしい! せこい!!
もちろん、いくらなんでも、Mはふざけんなということで、だまされることはなかったけど。 ほんと、どうしようもない。



そして、教会の前で皆が集まり、中へ入ると、日本みたいに「さぁ~、始まります。」みたいなことはなく、いつの間にか、神父さんらしい人たち3人が、歌うようにお祈りが始まっていました。



普通の教会式みたいに、ひな壇があるわけでもなく、なんかまた違った雰囲気。
新郎新婦の隣にいるのは、各々の親友が結婚の証明人としてずっと付き添っていて、それから、家族それぞれが並んでた。

何かしらの儀式をするたびに3回ずつするのだけど、周りの皆が見落とさないようにするためだとか。
例えば、左側の写真の新郎新婦の頭上にある輪を、新郎の証人が3回、新郎新婦の頭上で交差してました。

結構長い時間、式が行われ、その後、外で待機して、ライスシャワーで二人を祝福。

写真撮影後、場所を移動して披露宴です。もちろん明け方まで。。。


食事は、もちろんギリシャ料理。セルフサービスにて。
ドイツもそうだけど、日本みたいに料理を運んでくれるっていうのは、なかなかないのかな。
飲み物は、ウエイトレスやウエイターさんが持って来てくれる。
ここのウエイトレスのお姉さん、すっごくきれい(^^)

披露宴の座り方は、日本みたいに、新郎側新婦側と別れてました。

披露宴中はというと、ケーキカットや二人のチークダンスがあり、その後は、ずっと夜中過ぎるまで、みんなでギリシャダンス!ギリシャの踊りには、いろいろな足裁きありました。




そして、深夜2時くらい過ぎた頃、ディスコタイムが始まり、明け方4:00過ぎに解散。
みんなダンスが好きみたいですね。子供から男性女性の年配の方まで。

特に新婦さん、ずっと踊りっぱなし。すごい。

ドイツの結婚式もそうだけど、今回も、日本みたいに司会者がいるわけでもなく、いつの間にか始まって、適当に進行し、終わるみたいなそんな流れでした。

そういえば、深夜12時過ぎた後、新郎の父が帰っていったっけ。
その後、他の人も適当にいなくなってた。もちろん、新郎新婦にあいさつしてからね。
帰る時間も、ある程度の時間が過ぎたら、適当みたいです。

3日間続いた結婚パーティも、ようやく終了です。お疲れ様でした~









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2009年9月21日月曜日

ギリシャへ~4日目前半:アテネ=アクロポリス

6月27日(土)

この日しかアクロポリスに行く時間がないというわけで行って参りました。
まさか、こんなに歩くとは思わなかった。しかも、炎天下!
お水は無論必須!!

ホテルからトラムに乗り、メトロ線に乗り換え「Akropoli駅」へ。
駅周辺は、とてもきれいで、観光客向けって感じ。
(余談:Akropoli駅のアクロポリス口を出て、右の坂を下った、左側にある角っちょのパン屋さんおいしかった。自分で中身をセレクトして、サンドイッチトーストしてくれた。しかも安い!行けばすぐ分かると思う。)

アクロポリスの入り口に向かうのに、「地球の歩き方」では、駅から入り口まで反対側に表示されていたのだけど、観光シーズンだったからなのか、少し歩くと、アクロポリス内のディオニソス劇場、まぁ、言うなれば、裏から入る場所がありました。
ラッキー♪

(入り口近くに、すっごく冷たいお水の自販が置いてあります。帰り際、お水がなくなっていたので、どんなに助かったか!)

アクロポリス内に入り、いろいろ遺跡を見ながら、頂上目指していくのだけど、初めにディオニソス劇場跡にて、実験。
前はステージ内に入れたらしく、今は入れないみたい。そして、その手前でMが立ち止まる。

ステージ内ではないので、うまくいくか不安だったけど。
そして私は、ひたすら、少しずつ、客席の上へ移動。
私が止まるたびに、Mが普通の声で話しかける。

M:「聞こえる?」
私:「うん、聞こえるよ~」 

同じ言葉を繰り返し繰り返し。




←(分かりにくいけど、この辺のステージ右上にMがいます。)

おお~、これがうわさに聞く、マイクを使わずに声が反響する劇場なのねぇ!
ステージ外から、ここまで声が聞こえた!すごい!



それから丘をのぼり、次はイロド・アティコス音楽堂へ
ここは、修復工事がされていて、けっこうきれいになってました。まだまだ修復中でしたが。 驚いたのは、この時間シエスタ中なのに、働いている人発見!(ギリシャ人でも働くのね~)




そして、やっと丘の頂上 、プロピライア(前門)がドドーンと現れる!


門のところにある柱が立派で、特に入る時より出る時の方が、違う次元にいるような感じで、すごくきれいでした。


門を抜けると、パルテノン神殿が、ババン!と!!


工事中だったのが残念だったけど、あの西洋美術史に描かれている人たちが集っていたかと思うと、想像が膨らみ、ワクワク♪



ここは、アテネの高台にあるので、周りの景色も最高で、遠くにゼウス神殿などのまだ残っている遺跡も見ることができました。
パルテノン神殿や遺跡が残っている周りの景色を見ていると、少しタイムスリップしたような、そんな感覚を覚えました。


この後、やっと本番の結婚式が始まります。
それまでの数時間、ホテルで一休み。~続く~



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