2009年11月9日月曜日

出産

10月20日17:41分、3190g48cmの女の子を出産しました。
約13時間かけての初産。

ドイツって、PDA(無痛分娩)で産むのが普通と聞いていたけど、やはり病院によってなのか、事前に聞いたら、別にそんな事無いと言われてしまった。

出産予定日に近づくと、一週間に一回の検査から、2日に一回に。
とうとう予定日を過ぎて、一週間が経とうとしたころ、もういい加減私の周りも、まだかまだかという声があがり、先生にも次回まだ生まれていなかったら、陣痛促進剤のプランを立てましょうと言われていて、あせった?私は、検査の前夜、陣痛を促進するため、バレエの基礎をゆっくりと時間をかけて軽くこなしていたら、功を奏したのか、なんと!明け方、いきなり陣痛が!!

陣痛の痛みって、初期は「生理痛みたいなものだよ」と聞いていたのに、すっごく痛い!
いつもと違うし、頻繁に来てるし、時間を計る余裕も無く、朝、5時20分ごろ病院へ。

CTGで計ったら、やはり陣痛らしく、痛みもあるし、あとで病院で出血も確認。
だけど、子宮口の開きがまだまだの状態。
でもそのまま、分娩室へ直行。

出産するまで、まだ時間があるということで、病院にあるバスタブでリラックスするように言われた。
このバスタブは妊婦さん用で、すっごくきれい。
天井に星のようなライトが付いていて、お風呂に入ることは、「リラックスのため」と「肌をやわらかくするために良い」とのこと。
(これなら、水中出産でなくて全然OKね。)

だけど、普通ならすごく楽しめたことでしょう。

私の場合、リラックスどころか、入った瞬間は気持ちよかったけど、陣痛が来るたび辛くて、ずっと入っていると疲れてくるし、思ったより長くは入れなかった。

陣痛の辛さって、腰痛の極地の痛さだったのね。

それで、出産する方法は結局、まだまだ時間がかかると言われたのと、出産するときの体力がなくなると思ったので、PDA(無痛分娩)にしてもらうことにしました。
(病院入りしてから、6時間後のこと。)

今までの痛さが、うそのように、すぅ~と消えた。
今まで我慢してたのがバカらしくさえ思ってしまうほどです。

Mもこのとき、「いつものlebenの顔に戻ったね。」って言ってた。

とはいえ、PDAだからといって、完全に消えることは無く、それに、麻酔のかけすぎはいきむ感覚がなくなるので、やはり出産するときは辛かったけど。
(でも、最後には、「もうどうにでもなれ~!!」という感じでしたよ。)


そんなこんなで、出産時、先生と助産婦さんの手助けと、Mの通訳兼激励に助けられ、最後のひと踏ん張りで、なんとか生まれてくれました。
この最後のふんばりに生まれてこなかったら、帝王切開になるところだったのでよかった!
胎児の鼓動が不安定になって弱まってたし、私自身も限界でした。


私のイタリア人の友達(5ヶ月前に女児を出産したばかり)の激励メールに、「(出産前)leben、心配しないで、女性は強いのよ!」っていう言葉をもらったばかり。

あの最後の力はどこから来たのか、ほんと、女性は怖い、いや、強い!とはこのことなのかしら。
しかも、その日食事にしたのが、午前中のパン一枚だけだったのに。。。(^^;)


追伸:PDAをすると、陣痛が弱まるらしく、結局、陣痛促進剤を使いました。
だけど、母子とも、何も問題はありません。







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