どんな帽子にしようかと見て回ってたけど、セール終了間近もあって、もう帽子売り場も少なくなっているところ、その中でも別格にあるちょっと高めのコーナーで、ベレー帽を見つけた。
前からちょっと欲しいなと思ったものの、買うまでにいたらず、今回はずいぶんと安くなってて、あれこれ悩んで試着してました。
ベレー帽をかぶりこなすのってけっこう難しい。
自分の頭の形に合うものってなかなかなくて、やっと、ちょうどいい感じに切れ込みがしてあるベレー帽をみつけ、おお!よし買おう!と決心。
と、そう思った瞬間、周りをみると、私と同じ帽子に手に取ってみているのは、おばあさんばかり。
・・・・・ちょっと待って(^^;)
・・・・・・・・そういえば、ドイツでベレー帽かぶっている人って、かなり年配のおばあさんが多いような。。
イギリスや周辺諸国は知らないが、ドイツで若者がかぶっているのをみたことがない!!
いくら、日本ほど流行に敏感じゃないとしても、人の服装などさほど興味ないと言われていても、周りを気にしないで自分の好きなようにする国でも、ベレー帽はもう古いのか??古いのか???
う~ん、前に、アジア人女性がベレー帽をかぶっているのを見たとき、何か違和感を感じた。
おしゃれなのか、ヨーロッパにあこがれてきたおのぼりさんなのか。。。
うぅ、やばい。
あんなに悩んで決めたのに、買うこと自体に、急にドン引きしてしまった。
そして、帰宅してからMに聞いた。
私:「実はベレー帽を買おうと思ったんだけど、買わなくて正解だったかな?そういえば、こっちって、ベレー帽かぶっている若い人いないよね?」
M:「うん、買わなくて正解。」(ニヤリ)
このニヤついた言われ方はなんなんだ!?くぅ。
いつも、自分の好きなようにすればいいって言ってるのに。。
ただでさえ、ミュンヘンは、同じドイツ内で田舎扱い(外見のことじゃないけど)されているのに、ここでさえ、かぶらないということは。。。。
ちなみにほとんどの皆さんは、毛糸の帽子を着用。
いろんなデザインがあって、しかも寒いドイツでは、耳までかぶれるから重宝してる。

↑この話が面白いな、ちょっとドイツの生活を垣間見れたなとか、何かを感じたら押してください。どうもありがとう